永い年月、朝食抜きは体に悪いと言われていたけれど、最近は逆に健康の為に朝食を抜こうと考えている人も多くいます。
ただし朝寝坊からの朝食抜きと、健康志向の為の朝食抜きはまったく意味が違います。
また脳の血糖値を下げない為に、本当に軽めの野菜ジュースや果物だけですます人もいます。
断食にも少しつながるけれど、何も考えずに昔からの生活習慣を続けているのなら、この機会に一度、朝食についても考えてみましょう。
寝起きの自分の体をみると解るように、この時間帯で一番に起こっている事は不要物の体外への排出作用です。
その時期に、無理に食事を取る必要はなく、脳の為に栄養価の高い物と同時に胃腸の負担を減らすためにも少量の朝食がいいのではと、管理人は経験上感じて最終的に、食物酵素やビタミン他を考えて季節の果物で実行して数年になります。
当初は多少の空腹感を感じましたが、すぐに慣れ体の軽さを実感しました。
ただ朝食を抜いたり、少ないと頭がボーとしたり、力が入らないという人も確かにいます。
それは単に生活習慣という事とは別に現実問題として、脳の低血糖によるエネルギー不足が考えられます。脳は睡眠の所でも書いたように、まだまだ解らない事の多い所で、また大量のエネルギーを消費する所でもある。
寝ているときも起きているときも、脳を維持してゆくためには、大量のエネルギーを必要としています。
その為、朝食になにかブドウ糖の入っている物を、軽く口に入れる事は必要かもしれないとは思います。
健康管理を調べていて、個人差というものも考えさせられます。
自分には良くても、他の人の意見を聞くと、もうひとつという事も多々あります。
朝食についても、長い生活習慣が体に染みついている人は、現在の状態が良ければ食べ過ぎないという条件で、今まで通りで良いかもしれません。
ただ、その場合年齢とともに、何をどのように食べるかということに関しては再考の必要があるとは思います。
昼食はその後も活動があるので特に考える事はなく、後は夕食の時間帯だけが問題になります。
やはり睡眠の4時間前には夕食は終わらしておきたいと思います。
後、オヤツのような間食もたまには良いけれど、常食は避け、悪い習慣をつけないことを意識して、食事の後のデザートとして取るようにするべきだと思います。
日本人が一日3回の食事をとるようになったのは、江戸時代からと言われているけれど、世界的に、歴史的に見ても、食事がきちんと取れるのは恵まれた所だけの話。
恵まれていることに、気づかないことは不幸なことだと思う。
それにしても、旅行などに行ったときの朝食で、現地の特産品などで作られた和食は、つい食べ過ぎてします。(たまにはいいかと言い訳しながら…)