お風呂・音楽・その他

睡眠のために必要なものはリラックスする体勢。
それにはお風呂がお勧めなので簡単なチェックポイントを。

 

お湯は38~40℃の温度

まずは温度で、少しぬるめの38~40℃でゆっくりつかるのがお勧めです。
熱めのお湯が好きな人には、ぬるくて入った気がしないと思われるかもしれませんが、睡眠につなげ、本当にリラックスする為にはこの温度が適温で、次第にポカポカとしてきて、汗がどんどん出てくるようになります。
ただ、水分補給には気をつけて下さい。

 

入浴と食事時間

基本、食後3~4時間後に寝る前の入浴を勧めますが、生活パターンはさまざま。
ただ食事前の場合、食後の消化活動中の内臓の活動等に気をつかう必要はなくなります。これは季節にもよって、さまざまかもしれませんが生活の6割~7割はパターンを決めた方が体調の管理維持には良いと思います。

 

一番風呂は体に悪い?
 一番風呂(さら湯)は必要以上に油分を取り除き、肌を傷めてしまうといわれています。正確には刺激が強いと言う方がわかりやすかもしれません。
その為、高齢者や皮膚の弱い人は避けた方がよいということです。


そこで入浴剤の登場と言いたい所ですが、体に影響を及ぼす有害化学物質が含まれていることに注意してほしい。


「どこどこ」の湯など、香りや色で楽しませてくれる市販の入浴剤ですが、下記の成分が入っていないか注意して下さい。
硫酸Na、シリカ、エタノール、BG、PG(表示指定成分)、橙色205号(着色料)、赤色106号(着色料)、香料etc.

 

上記の代わりに、ゆず湯(他の柑橘系でも)やひのきボールなど、お風呂に浮かべて気分転換をはかれる物は、いっぱい有ります。

 

さらに自宅で出来る薬湯としては…

生姜・自然塩・ゆず・ヨモギ・レモン・みかん(皮を数日天日干しして)などがあり、冷え性を中心にさまざまな効果が期待できるので入れてみて下さい。

お風呂につかることでリラックスして、副交感神経を優位にさせる。

交感神経は心身を興奮状態に導き、日中の活発な動作を司る神経ですが、副交感神経は、眠ったり、のんびり体を休める時に適した体の状態を作ります。副交感神経が優位になることで、体は眠りに入りやすくなるのです。

 

お風呂から出たら、30分から1時間以内に布団に入るのが、眠りやすいようです。お風呂から出ると、高くなった体温を下げる作用が働き、その体温が下がるタイミングに合わせて布団に入れば、眠りやすくなります。
せっかくの眠りのタイミングをのがさないように、お風呂から出てから、テレビやパソコンなどを見る事は避けて下さい。

 

 

半身浴

まず、浴槽に39度くらいのぬるめのお湯を、入った時にみぞおちより下に湯面がくるように張ります。30分くらい時間をかけて、十分に汗を流します。水分補給のためにミネラルウォーターを持って入るといいです。冬場など上半身が寒いようならば、タオルを肩にかけましょう。

 

防水CDラジオなんかで音楽を楽しむ、気に入った入浴剤なんかも、長めに入る半身浴の時に入れてみたり、最近では本も読めます。

半身浴を習慣づけると、身体に溜まった冷えが取れ、体調は思いのほか回復します。冷え性、肌荒れ、内臓機能低下などなど、体が冷えることで起こる不調はたくさんあります。現代は真夏でもクーラーが効き過ぎていて冷えることが多いので、一年中、身体は冷やされる傾向が強いのです。

 

足湯
足湯は万能の健康法です。
足湯に入るとリラックス効果が得られる上、体の免疫力が高まるという事が分かっています。
40度くらいで20分足湯をし、その後採血して血液の状態を調べてみると、ガン細胞を殺す作用のある「NK細胞」の活性度が、10人中7人に増加がみられたという報告があります。
足湯をすると肝臓が効率良く働くことができるようになることも、免疫力アップに貢献しています。足湯により対外から熱補給を受けることで、体温維持の為、常に熱を発生させている肝臓の働きをおおいに助け、余力のできた肝臓は他の機能に力を注ぐことができるようになります。老廃物の解毒や免疫細胞へのエネルギー供給、脂肪など栄養素の分解、たんぱく質の合成などが活発に行われるようになり、結果、免疫力がアップされます。

 

足湯温度 38~42℃
足湯水深 くるぶしから指3本位上の深さくらい
足湯時間 15~20分

最後に冷水を30秒程あてると、表面血管が収縮し保温効果が更に高くなります。一日に3回以上できると効果的です。

 

個人差はありますが、睡眠の前に軽い読書や音楽、好みで好きな香りのものを寝室に置く方法もあります。
音楽では好きな曲とは別に、ぐっすり眠れるシリーズ等がよく売れています。

人間は眠らずにどのくらい耐えられるものなのか?

こんな事は、やっぱり?アメリカで実験されていて、最長は1964年のアメリカの男子高校生で、なんと264時間12分(11日間12分)という記録があります。

約15時間眠り続けて回復したそうです。

中国やインドに目を向ければ、もっとすごい人はいるとは思うけれど。

直葬・天国への引越