足と手

足は第2の心臓、手の使用は脳を活性。

多少の個人差がありますが両手を横に伸ばした長さと、身長がだいたい同じと言われるように、足と手は血液のポンプである心臓からは、一番遠い位置にあります。

足はさらに重力も伴い、起きている間は血流が悪くなりやすくなります。
手足の冷えや、しもやけなどの血液循環が停滞を改善するために、一番必要なのはよく動かすこと。

 

足が第2の心臓と言われるのは、歩くことで足の筋肉の血管が伸縮運動がポンプの役割をし、血液循環を促進させることから言われています。(足つぼやふくらはぎマッサージも効果的)

 

ちなみに、しもやけなどの予防対策として、食品としてはビタミンEが多く含まれる落花生や大豆、アーモンドなどの豆製品類や、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜を摂取することが良いとされ、ビタミンCやビタミンAと同時に摂取するとより効果的です。
変わったところでは、焼き梅干しもしもやけ対策に効果がると言われています。

 

また、お風呂などで簡単にできる対処法として、足や手を40℃程度のお湯と冷たい水に、数分ごとに浸かるということを交互に繰り返すことも効果的です。

 

最近よくやるのが、例えば左足の指に右手の指を交互にはさみ、左右に振ったり、グルグル回したりして、互いの血行を促しています。

同じように、手は第2の脳や外部の脳という表現をし、手と脳が密接な関係にあることを端的に表現した人が、18世紀のドイツの大哲学者・カント。


手を活発に動かすと、その刺激は脳の多くの部分に伝わります。
指先を多く使う人は、ボケずに長生きするといわれていて、細かい手仕事に熟練した職人や、脳の創造力と手の描写力を駆使する画家、ピアニストなどの音楽家は手から脳への刺激が絶えず行われているからかもしれません。

 

人間は二本足で歩くことにより手が発達し、それと比例するように脳の進化がもたらされ、他の動物の頂点に立てたと考えられます。

余談になりますが、先ほどの体の寸法の話ですが…
手首を内側に曲げたときできる線から、肘の内側にできる線の長さが足のサイズになります。

 

両手の中指と親指で輪を作ると、その人の首の太さとほぼ同じ


片手の親指と中指で輪を作ると、その人の手首の太さとほぼ同じ

 

面白い所では、手相占いではなく、れっきとした科学的研究の結果として

(人指ゆびの長さ)/(薬指の長さ)を計算すると、男性ホルモンや女性ホルモンのレベルの高さがわかります。

 

この指比率は、通常、男性では1を超えて、女性では1未満となるそうです。つまり、男性は薬指の方が長く、女性は人差し指の方が長くなります。指の長さは指先から根元の関節までを測定します。

 

薬指が長ければ長いほど、男っぽく、人指ゆびが長いほど、女っぽいという事に?

直葬・天国への引越