逆立ち・後ろ歩き

《背骨(脊柱)の構成》クリックで拡大
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人間の脊柱は、外側の皮質骨という硬い骨と、内側の海綿骨という軟らかい骨からできています。そして、皮質骨の内側と外側には骨膜という組織があり、上から、頚椎、胸椎、腰椎、仙尾椎と、四つの自然なわん曲で成り立っています。

 

姿勢の歪みの修正を考える時、普段行わない動きやいつもと逆の動きをするという事を考えてみてください。

 

簡単でよくやったのが、普通の逆立ちで、普段無理を強いている重い頭(約5㎏)を支えるため、頸椎に常に負担がかかっていることから、逆立ちをする事により、頸椎7個の間の椎間板という関節軟骨が、逆に頭の重さを利用して伸ばされるという利点があります。

それが難しい方は、頭も利用して行う三点倒立でも血液の循環をよくし、頭部への血行がよくなります。
壁を利用したり、誰かに支えてもらってでも逆立ちをする習慣をおすすめします。

《代表的な悪い姿勢》クリックで拡大
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他人に迷惑を掛けない事に注意して後ろ向きに歩いたり、多少不便でも利き手の逆で作業をしたりすることでも、左右・前後のの歪みの修正に役立ちをます。

 

生活習慣の中での間違った体の使い方の積み重ねが、体を歪める原因になる場合が多いので、気づいた時は、正しい姿勢を意識してください。

 

普段、カバンなどを肩にい掛けている場合、反対側の肩がどうしても下がります。

反対側にも掛け替えたり、左右の手で交互に持つような事を意識してください。

 

さらに野球やテニス・ゴルフ等、利き腕中心で行うスポーツは、左右の必ず逆の運動をする事も歪みの修正になるので実行してください。

 

体を軽くひねったりする運動や、全身をゆらす運動なども効果的です。

直葬・天国への引越