西式健康法でお馴染みの金魚運動(正式名:金魚脊柱整正法)も、適度にやれば体全体の調子を整え、血流をよくし内臓の働きを活発にします。
他人のいない所で、体や手や足をたんに振っても毛細血管に血液が行き渡りやすくなるので実行してみてください。
無意識でやっている場合も多いですが…
例えば、貧乏ゆすり等は毛細血管に血液を送り込み、冷えの解消になったりします。
当時の東京市電気局の技師で、地下鉄敷設を担当した西氏は17歳で結核になり、古今東西の健康法から西式健康法を編み出しました。
工学博士でもあった西氏は、不自然な生活によることからバランスを崩している現代人に、中庸の大切さを教えてくれています。
西勝造先生が1927年に創始した西式健康法には、まだまだ多くの大切な事が伝えられていて、西式健康法 6大法則の運動の中に「背腹運動」「毛管運動」「合掌合蹠運動」等があります。
さらに、皮膚、栄養、四肢、 精神の四つを総称して4大原則と命名し、この4要素の調和こそが、真の健康体となる上で 最も重要と説いています。
西式健康法をさらに発展させて、「断食」や「生の野菜食」を取り入れた独自の医療哲学で難病患者を救っている人に甲田光雄さんがいます。
サンプラザ中野さんとの対談は、興味深く読ませていただきました。
興味のある人は、甲田さんの本をどれでもよいので一冊、手に取ってみてください。